兵器よろず設定(ローラシア連邦)

遊び半分、まじめ半分。
趣味に固められた小物兵器設定集。
自国の特殊兵器のほかに他国兵器や知り合い曰くユニークな兵器を掲載。
(一応、正式設定として使えるようにそれなりに考えてますので、まったくの遊びというわけでありません。)

海軍兵器


新型潜対艦ミサイル 実験機仮称:ドルオン


次世代潜対艦ミサイルとしてローラシア海軍兵器技術開発局及びLNIMA海軍部が研究・開発中の新兵器である。
兵器概要としては潜水艦の魚雷発射管より発射されたミサイル弾体を目標艦付近まで接近させ、直前にて水上に飛び出しホップアップした後急反転して逆落としに敵艦に突入するという物で、手前までの推進においては、スーパーキャビテーション現象を用いた超音速魚雷の研究開発と並行して進められている。
また、このシステムが完成し、巡航ミサイルに応用すれば、目標直前で忽然と姿を現す神出鬼没の巡航ミサイルが完成する事になり、巡航ミサイルの低速であるという欠点を補うことが出来る。
しかし、この水面から飛び出し反転するというし突入形態は極めて高度な制御・目標捕捉・誘導システムを必要とし、それ以前にスーパーキャビテーションを用いた超音速水中推進システムも未完成であることから現状開発は難航している。



空軍兵器


UAVの超短距離離着陸運用について。


主に陸軍や海軍などで用いられる運用法で、一部のUAVが対応している特殊運用法である。
目的としては、野外や洋上において、空母や滑走路などが確保できない場合に、空軍機の代用として展開させるために開発された運用法である。

1.離陸フェイズ
専用のカタパルト(カタパルト車両)、または発射機(発射車両)にセットし、発射体制を整える。
離陸フェイズ第二段階において次の二通りの方法にて射出する。
A.カタパルト推力にて打ち出し、そのまま揚力を獲得させる。
B.固体燃料式の補助ロケット推進ブースターにて射出し、一定の高度・速度に到達次第ブースターを切り離し投棄する。

前者においてはリニアカタパルトを使用するため電源車両が随伴する必要がある。
後者はロケットを用いるため故障や事故の危険性が高く、また整備メンテナンスも煩雑になるという欠点がある。

2.着陸・回収フェイズ。
帰還時は、可能な限り燃料を使い切り、余った弾薬類を投棄した上で、ある一定以上の高度にて減速しつつ接近する。(高度不足の場合一度上昇するようプログラミングされている)
そして回収地点手前でエアブレーキを展開、あえて失速し、所定高度でカーボンナノファイバーと特殊合成樹脂製のパラシュートを展開、また下部では内蔵していたエアクッション(洋上の場合これがフロートの代わりにもなる)を展開し着地時の衝撃に備え、地上または海上に落下したものを回収する。
この場合、数百メートル四方のある程度平坦な土地であればおおよそどんな土地でも運用可能であり、より柔軟な作戦行動を可能とする。
ただし、これらエアブレーキやパラシュート、エアクッションの各機構や射出時・着地(着水)の衝撃にも耐える必要があり、それに対して少ない初期推力で確実に揚力を得る必要性もあることから重量面でも極めてシビアな設計が要求されるなど、あまりに制約が多い。(海上運用向けではさらに電子機器に対し海水対策も必須となる)
その為、機体能力は限定的なものとなり当面は観測機や偵察機、ミサイルに対するレーダーマーカー、簡易ミサイルキャリアー(搭載量はごく僅か)としてなどあくまで補助的な、空軍機が展開するまでのつなぎとしての運用に留まる。

対応機:


空対艦魚雷 AST-1


第二、三次ゴード戦争当時のレシプロ機から投射されるものではなく、現用兵器としての空対艦魚雷である。
形としては、ASROC対潜魚雷を航空機搭載型にし、尚且つ滑空するようにしたもの、がもっとも近い表現となる。
投下されたAST-1は滑空しつつロケットモーターに点火、亜音速で海面すれすれの超低空を飛翔して目標手前に迫り、一定距離にてエアブレーキを展開、その反動で後部ロケットモーターを大量のチャフまたはデコイをばら撒きつつ切り離す。
この時点で先端部の魚雷部分にはさらに減速翼が取り付けられており、着水時の衝撃を利用して減速翼を切り離す。(ちなみにノーズコーンをはじめ各部に着水時の衝撃にて故障・暴発しないよう工夫が凝らされている)
そして推進力をリチウムイオンバッテリー駆動のモーター推進に、シーカーをアクティブ・パッシブ併用音響シーカーに切り替え、目標艦の真下で磁気感応信管にて炸裂する、というもの。(さらに、目標を見失った場合航続力の続く限り回頭して、目標を再探査するようプログラミングされている)
この極めて奇抜な発想の兵器はこの兵器に興味を持ったローラシアのとある軍産企業に特許共々買収されたが、大きさ・重量的な問題により空載とするには少々無理がある(制約が生じる)兵器で、改良こそなされたものの結局ローラシア軍では空載兵器としては殆ど実戦配備されることはなかった。(若干数、運用中)
ただ、これを艦載用に改造したSST-1Mk3がアールフォン型魚雷艇4隻、ラウルス級魚雷艦(3668年現在では退役済み)、及びエルベスカ級駆逐艦の二番艦「ラウレア」、三番艦「ゴールトン」に採用され、運用されている。

ちなみに、このAST-1をエルゲイ空対艦魚雷として制式採用したイグニア共和国はルオン・フォール紛争にてベルトア連邦海軍駆逐艦「ディートルグ」を中破させている。


ヒート・チャフ


空軍航空兵器技術研究開発局にて開発された、高い電波撹乱効果を持つ高発熱体物質。
物質についての詳細は軍事機密だが、極めて電波反射率の高い精密な立方八面体構造をした微粒子状物質で、混ぜ込まれた酸化剤(酸化促進剤)と共に空気に触れると酸化反応の過程でかなりの高熱を発する。
通常状態では直進してきた電波をほぼ真っ直ぐ跳ね返す性質があるが、酸化によって表面の平面が乱れると、表面にぶち当たった電波を乱反射させる。
さらに、周囲の粒子とも相互に干渉しあうようにして電波に対する壁を形成し、その奥に存在する物体へ届く電波を大幅に減衰させる。
また、主に無発煙酸化(促進)剤を用いるが、ある特定の酸化剤を使用すると黄褐色の煙を発生させるため、煙幕としても使用される。
その他、微粒子状の高熱源体という性質から焼夷弾としても開発されたが、こっちは国際法における残虐兵器に抵触する可能性があるため使用は自粛している。


対航空機用ABNレーザー



空中空母 オードラー


空中空母といっても、無論海上の航空母艦のように有人固定翼機を運用するわけではない。
UAVの滞空時間を更に引き延ばすために、極力目標地近くまで運搬していく純粋なキャリアーとして考案されたのが、空中空母である。

スカイグラン重爆撃機をベースに設計された巨大な機体の、両翼に一基ずつ装着された翼下レールと機体内の格納庫に主翼を折りたたんだ状態で一機の計三機を運用可能である。(一応、最大で4機まで運用可能。整備、回収は出来ない。あくまで純粋なキャリアーである)
高高度より、切り離されたUAVは降下加速しつつ揚力を獲得し、そのまま目標近くまで滑空。
任務を終えた後は自力にて基地まで帰還する。

現在、単なるキャリアー型と、管制用のレーダードームを追加したタイプ(こちらは縮小版AWACSとして、本来の実験任務とは別に本土の防空哨戒任務にも当たっている)を試験機としてあわせて4機運用(内一機は予備機)している。

まだまだ克服すべき制約は多いが、一応実戦配備は可能なレベルに到達しつつある。

陸軍兵器



電磁加速列車砲 サンディアル・レイ(雷光)


分厚い多重複合合金装甲に巨大な主砲、複数の機銃で固められた、まさに動く陸戦要塞。
列車砲の名前を冠しているがこれ自身無限軌道を有しているため鉄道軌道は不要で、どちらかと言えば超巨大な自走砲という表現の方が近い。
ただし、運用は当然ながら平野に限られ、その重量ゆえにさらに平野でも配置できる場所が限られる。
これを動かすにはこれ本体に内蔵されている動力系では当然追いつかず、AT-78GR ロードグラン重戦車を改造した専用の牽引車両を前後の両側に一両ずつ計四両連結したものをベースにして移動する。
また、多数回射撃を行う場合は内臓の電力ユニットのみでは発射速度が大幅に低下するため、専用の電源補給車が二両随伴するほか、護衛の戦車、対空車両、ECM車両、通信・観測車両・護衛戦闘機等からなる大規模部隊で行動することが多い。
当然ながら機動力など皆無といっていいほど乏しく、長距離移送の際は分割されて鉄道輸送される。
射撃管制には専用の無人観測機以外に、GPS衛星を用いて照準する他、80km以上の長距離砲撃の場合は衛星電波を用いて専用砲弾を誘導弾着させる。

陸軍第七特殊砲科連隊所属

全長:38m(砲撃形態 40.2m)
総重量:291t
兵装:46cm65口径 炸薬併用式電磁加速砲(いわゆるセミ・レールガン。専用の自力推進弾も発射可能。)
   :7.62mm機銃x4
   :18mm軽機関砲x2
   :スクーディルトAPSx4

装甲:アストライト合金装甲。
   追加で中空装甲を追加可能。スクーディルトAPSが使用できない場合は爆発反応装甲を追加装備する。

その他補助兵装:GPSデータリンクシステム(軍事衛星や観測機などとのデータリンクによって照準を行う)
        :マルチデータリンクシステム
          :半自動装填装置
         :ECM・ECCMポッド
主兵装の最大有効射程:223km~335km(射程延伸(自力噴進)誘導砲弾使用時)
最大移動速度:17.7km/h(ただし、これは整地での試算で実際はさらに遅い)
砲身命数:520発
発射速度:1発/約2~4分(装填から発射準備までは2分半程度で完了するが、発射による電磁ノイズの影響や、誤差修正及び砲身冷却に対し万全を期すために2~4分としている)
着弾半径(50km):32.6m
    (100km):23m(誘導砲弾使用)
運用砲弾:榴弾、クラスター弾、多弾頭榴弾、電波妨害弾、特殊対空榴弾、(要塞及びシェルター破壊用)徹甲榴弾、Mk-81戦術核砲弾etc(専用のミサイルユニット弾も運用可能)


その他特殊兵器


気象化学兵器 CTAW-365 グレヤドル


LNIMAによって極秘裏に開発されていた特殊化学兵器の一種。
名称の「グレヤドル」とは大陸聖教神話において、地上に死灰と病魔を撒き散らした第三悪魔「グリヤドール」に由来する。
この兵器は敵国上空にて、多孔質微粒子物質に吸着させた化学薬剤を航空機や弾道弾の弾頭にて、高高度より大量散布する。
そしてこれらは上空で水滴を凝集しながら徐々に降下し、やがてそれらは雲となって、雨となり地上に降り注ぐ。
雲を形成してから地上に降り注ぐまでの間に生じる化学反応や水への溶出等を用いて人工的に激烈な酸性雨や、多量の有害物質、有毒物質、重金属などの雨を降らせる。
それにより広範囲の動植物を壊滅させたり、水域を使用不能としたり、浄水施設を機能停止に追い込むほか、腐食物質などを吸着させて降らせれば橋梁や建造物の強度を著しく低下させたりといった応用も可能。
また、薬剤そのものを降らすのではなく多孔質物質に吸着させた物を降らせるため落着後は地上に残留し、長期間にわたり対象地域を汚染し続けることになる。

元々は広い範囲に効率的に肥料などの養分を散布する、特に砂漠や荒野など広大な痩せ地を緑地化させるために開発された技術を化学兵器として軍事転用したものだが、当然ながら国際法的にはNGである。

その為、(上記の、砂漠緑化としての用途において)平和利用すれば極めて有用な技術のため技術資料そのものは廃棄していないが、軍事転用の研究を行っていた痕跡と証拠は極秘裏のまま徹底的に抹消され、そのような事実は存在しないこととなっている。
また、実際平和的に使用される場合でも、上記のとおり兵器転用すれば極めて強力かつ悪質な兵器となりうるため国が厳重に管理していく必要がある。


他国の兵器




  • 最終更新:2010-03-06 12:41:32

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