文化(ローラシア連邦)

文化


主な芸術の祭典

(編集中)

ヴィンガート国際映画祭


国際芸術大祭


二年に一度ヴィンガートにて開催される世界最大級の総合芸術祭で、ローラシアの外国との文化交流における最重要イベントの一つである。
町中の劇場等に世界中から名だたる楽団や劇団、芸術家達が招かれ、期間中町の至る所で芸術関連イベントが催されている。
主に特別公演やテーマ展示会、世界的アーティストの個展、コンサートや写真の国際コンテスト、映画祭等も開かれ、世界中から観光客が訪れる。

ローラシア皇立フィルハーモニー交響楽団の演奏で始まる開会式には毎回大才帝国のスペルギア皇帝やローランド王国のリベルド・ラヴィアル王をはじめとした友好各国の要人が招かれている。


様式


建築様式について


ローラシア連邦では別々の民族の国が合わさって出来た国であると言う歴史から、地方によってその建築様式などにも大きな違いがある。
大まかには次の三種類の建築様式の多い地方で分類でき、石造建築の多い南部山岳地帯や東部国境付近、木造建築の多い西部一帯、そしてそれらが入り混じった建築様式をしているのが中部や東部等である。
また、建物の外観や雰囲気等にも大きく違いがある。
例えば交易や農耕、漁業で栄えた北半分、特に北西部などでは華麗で整った、純粋に美しい町並みをしており、一つ一つの建物もまた様々な装飾(飾り窓や綺麗な色で塗られた屋根など)が施されている。
逆に険しい山岳地の多い、南部では厳しい気候に対応する為無骨で荒々しく、機能的であったり、素朴な趣を持つ建物が多く、これもまた独特の美観をもつ。
このように、建築様式や外観などはその地の気候や文化によって大きく違いが現れてくる。

ここでは昔ながらの民家の様式をいくつかに分けて述べる。

西部一帯

西部一帯では良質な木材の産地が多く、木造建築が多い。
主に石の土台に木材で柱を立て、漆喰壁を持つ三角屋根の建屋が昔ながらの民家のスタンダードである。
屋根は南西部で産出される特殊な木で作る煙で燻した厚めの板を二層に葺いた板葺きが主流で、断熱効果が高い。
南西部、ソルトーン岬の辺りでは毎年のストームに備えるために柱の数を増やし、屋根も漆喰で固めたより強固な作りをしている民家が多い。

温暖湿潤なこの地方の気候にあわせ窓が多く通気性が良い。
更にこの窓は同時に採光窓として常に部屋の内部を明るく照らし、同時に冬季は降り注ぐ日光によってとても暖かい。
沿岸部の場合は漁業民が多く、一階部分は大部分が土間で台所と漁具置き場となっており、居住スペースは二階となってる民家が多い。

現在では、西部の小さな漁村ウォルタルクが今も最も良い状態で昔ながらの町並みが残っているとされる。

南部山岳地帯、東部国境付近

南部山岳地帯でも、セイラム高原などの比較的標高の低い地域では山林も多く材木の調達も容易であるが、より標高の高い地域、現在のラミス族の住む地域等では木と言えば殆ど低木で、木造住居を建築できるほどの資材の調達が難しい。
その為山岳地帯では石組みの建築物が多く、木造建築は少数派である。平坦な土地に立つ村では石を組んで作ったやや角ばった赴きのある建物が多く、斜面に立つ村は斜面を掘って半地下式住居としている。
ちなみに余談であるが、斜面を削るようにして慣らした道が何本も通りそれを階段や坂道でつないでいるので、遠目には斜面にへばりつく段々畑のような風景になる。
これら石組みや半地下式の住居は夏の日差しや冬の寒さ、昼夜の激しい温度差など苛酷な環境下において、快適な空間を得るためにも最適である。

現在でも奥地の村々では普通に住居として使われており、古くからの伝統が生きている。
その他ローランド王国西部山岳地帯の村々では今でもこの様式で作られた昔ながらの家が多い。

中部、東部

この地方では木造と石造を組み合わせた建物が多い。
これらの理由については諸説あるが、このあたりは古来より支配民族の入れ代わりが激しく、そのために現在のこの両方をあわせたような様式に落ち着いたと言う仮説が今のところ優勢とされる。
具体的には建物の土台部分、または一階部分が石を組み合わせて作ったものであり、二階部分に石は用いず漆喰壁と三角の板葺き屋根の家を載せていると言った構造。
ただし、木の柱を石で挟み込むようにしていて、尚且つ漆喰が塗られていることが多いので外見からではあまりわからない。
西部の漁村地帯の民家と同じく一階が土間となり農具用倉庫や家畜小屋、台所などとなっており、居間や寝室などの居住スペースが二階にあるといった間取りが一般的。

これらの昔ながらの民家は世界遺産にも登録されているルインブルグヴィンガート等が有名である。

スポーツ


クーラ・ズーキル


ローラシア連邦南部の山の民、ラミス族発祥で、代々伝わる弓術競技である。
クーラは彼の民族の言葉で「曲がる、山形」、ズーキルは「弓術」を意味し、曲射による命中精度を競う競技である。
山岳民族である彼らは弓の扱いに長けており、この武術を広く習得していた彼らは当時無類の強さを誇る民族であった。
この武術はやがて祖先を同じくする山岳民族であるルフィシェル人にも伝わり、広まった。

ルールは、10射の内に100m先にある5つの非常に低い的を狙い、それらの的を射止めた中で上位5位までの点数の平均点で競う。
そのうち、3つの的には全て一定距離、一定の高さの遮蔽物が存在し、その裏側にある的は点数が破格に高い。

そして点数が同じで合った場合は全ての平均点で競い、それでも同じであれば5射してより点数の多いものが勝者となる。

南部出身の弓師ラバック・ディークスの打ち立てた10射中8射が中央、残りも全て命中と言う記録は今だ破られておらず、伝説となっている。

バラトラン


ローラシア連邦の国技。
5vs5の団体戦で行われる武術で、こちらは西部発祥の競技。
西部セイラン王国の練兵術が元であり、徐々に武器の主力が銃器に移り変わるに連れて後にスポーツとして発展していった
ラトと呼ばれる剣士役が二人と、ランケと呼ばれる槍兵役が二人、そして指揮官となるジェドと呼ばれる役が一人で構成される。
12に区切られたフィールド内で指揮官たるジェドを守りながら、敵チームのジェドを倒せば勝ちである。(ジェド自身は攻撃できず、ジェドが倒されない限り試合は続行される。)
また、この区切られたフィールドを自由に移動できるのはジェドのみ(制約は有り)であり、ランケとラトは各区切られた領域内でのみ自由に立ち回ることが出来る。
そしてこの領域から別領域に動く際は既定のサインによるジェドの指示がなければ移動することが出来ない。
また、この領域内に一度に立ち入ることの出来る人数はジェドを含めないで双方それぞれ最大で3人までで、他はその他の領域で行動しなければならない。

戦いそのものは基本的に剣道とよく似ており、細めの木刀また木製の槍にわらを巻いたもの(現在はプラスティックやグラスファイバーにスポンジ)で防具をつけた敵を叩き、腕と足なら一点、他は二点で合計二点の打撃を与えれば、相手は(負傷または死亡として)退場となり、フィールド外にて待機することとなる。
つまり、広いフィールドで団体で行うと言う戦術的要素の追加された剣道、と言える。

このスポーツはローラシア国民の間では非常に高い人気を誇り、プロリーグ、アマチュアリーグの双方が存在する。
また、近年大才帝国でもブームが起きており、競技人口が急増している。


トーケン


セイラン王国にて大衆スポーツとして広まっていった球技。
市場でストリートチルドレン達が行っていた食料の盗難とそれを追いかける店主の追走劇が源流とされている。
サッカーボール大で、よく見ればわずかに楕球に近い球を用い、6m間隔で縦20本、横10本の計200本のポール(170cmφ10cm+緩衝材)の立てられたフィールド上でポールと相手のブロックを縫うようにかわしつつ、パスなどを駆使して相手ゴールにこの球を投げ入れれば勝ちである。
またこの球はわざと重心が中心から少しはずされている(オフィシャルでは中央から外側5cmの位置に重心が来るように)ため、狙ったところで必ずしも真っ直ぐ飛ぶわけではない。
よって投げる際はその分の誤差も考慮に入れて投げる必要があるためかなり高い技術を要求される。
基本的にドリブルの概念は存在しないが必ずジグザグに走らなければならない。
持ち方は脇に抱えるか前方と決められており、持ったまま走れる距離も縦はポール7列、横は8列と決められており、それ以上の距離を持ったまま走れば反則となる。

最終的に9vs9で相手のゴールに投げ入れることが出来れば得点となり、ターンと呼ばれるポールをぐるりと一周回る行動の回数や、チームが攻撃に移ってからかわしたポールの数によって追加点が発生する。
これらの得点を合計し、制限時間内により多くの得点を挙げたチームが勝利となる。

こちらもバラトランとならんで非常に高い人気を誇り、現在ローラシア連邦では最もメジャーなスポーツである。
特に若者に人気が高く、高校の運動部の定番の一つとなっているほど。
二つのメジャーリーグと一つのアマチュアリーグがオフィシャルリーグとして存在しており、このほかにもいくつかの都市では都市圏リーグや企業リーグ、州大会なども盛んに行われている。

また国際大会も盛んに行われ、世界体育大会(WSM)の正式種目となっていて、前々回の大会で大才帝国代表が優勝するまではローラシア勢の独壇場だった。

  • 最終更新:2008-12-30 23:49:47

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